鼻

鼻の穴自体を小さくしたい場合、鼻を大きく見せている鼻翼の一部を切除し縫い合わせる「小鼻縮小術」などの手術があります。

耳介軟骨移植術や隆鼻術を用いて鼻尖に高さを与える、またはストラット法などの鼻尖形成(鼻先形成)や鼻中隔延長術などの治療があります。ご希望の鼻の形や現状の鼻の形によって適する治療が異なりますが、それらの治療を単独もしくは複数併用して治療していきます。

隆鼻術・小鼻形成では、安定した結果になるまでには約1ヶ月を要しますので、術後しばらくの間は鼻に違和感を感じることや皮膚が引っ張られるような感覚・ツッパリ感を感じることがあります。その後は自然かつ強固に固定されますのでご安心ください。

再手術症例などでは過度の侵襲による瘢痕形成によって、術後に歪みが生じることはがあります。また、単独手術に比べて、一度に複数の手術を行う方が術後変形が起こる可能性が少し高くなりますが、丁寧な手術を心がければ、高頻度には起こりません。

手術の内容によりますが、ヒアルロン酸注入直後やシリコンプロテーゼ手術、小鼻縮小などの術後１〜3ヶ月は外力によって歪みやずれが生じる場合がございますので、少なくとも手術後に行われる再診で定着が確認されるまでは強い刺激を与えないようにしてください。